自動車税について

4月になり、近いうちに自動車の所有者に自動車税・軽自動車税の納付書が送られてくるかと思われます。納付書が届いたら、2024年5月31日を期限として支払う必要があります。
自動車税・軽自動車税はともに4月1日時点の自動車などの所有者に対して毎年課せられるものですが、両者には異なる点が存在します。今回はその違いについて確認していきます。

自動車税と軽自動車税の違い

前述のとおり、自動車税・軽自動車税は車の所有にともなって課せられるものですが、排気量に応じて金額が変わります。自動車税と軽自動車税は納税先が異なり、前者は都道府県、後者は市区町村に納税することとなります。
また、車を廃車(抹消登録)にした際の自動車税の還付についても取り扱いが異なります。
自動車税は1年分をまとめて納付しますが、普通自動車には月割課税制度が存在するため、
年度途中で廃車にすると、未経過分が月割で還付されます。
一方で、軽自動車税には月割課税制度が存在しないため、年度の途中で廃車にしても月割りでの税金の還付はありません。よって、4月2日以降に廃車にするとその年度分の税金は納めることとなりますので、車を手放す時期には注意が必要となります。

これからの時期は、固定資産税や住民税(普通徴収第一期)など税金の支払いが連続で発生します。これらの税金は地方税であり、住民に身近な行政サービスを提供している地方団体の貴重な財源となっていますので、忘れずに納付することが重要です。

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