2024年 路線価発表

2024年7月1日に2024年分の路線価が国税庁より発表されました。

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全国的な傾向

全国ニュースでも放送され、日本で一番高い路線価が付されたのが、39年連続で東京銀座の『銀座中央通り』であったことや、インバウンドの影響を受けて長野県白馬村の『村道和田野線』が上昇率トップ(32.1%上昇)したこと、台湾の半導体メーカーの工場建設に伴い熊本県菊陽町の『県道住吉熊本線』も2年連続で上昇率2位となったことが紹介されていました。

大阪国税局管内(関西)の傾向

大阪国税局でも発表され、毎度おなじみ(41年連続)の大阪市北区の阪急百貨店前が大阪国税局管内トップの1㎡あたり2024万円(5.4%上昇)。上昇率では大阪市西区の大阪メトロ肥後橋駅前がトップで19.3%上昇と、コロナ明け・インバウンド需要・再開発などを背景に、府内全体では3.1%増となりました。

枚方税務署管内の傾向

その影響は枚方税務署管内でも見られ、京阪沿線は軒並み上昇していて、JR沿線も上昇傾向でした。

枚方税務署管内の路線価トップ10は以下の通りとなっています。枚方市駅前と樟葉駅前の2強でした。このままの上昇率でいくと来年は枚方市駅前より樟葉駅前の方が高くなる可能性もありますが、枚方市駅前の再開発の影響も出てくるので何とも言えないところですね。

寝屋川市のトップは京阪寝屋川市駅前と香里園駅前が同額、交野市のトップは京阪交野市駅前でした。

JR沿線で特筆すべきところは星田駅前で、2023年は北側が開発途中のため路線価がついていませんでしたが、2024年は北側にも路線価が140,000円つきました。南側も135,000円から140,000円に上昇し、北側と南側で同額でした。今後は北側に店舗も増えていくと思いますので、来年は逆転する可能性があります。ひょっとしたら交野市駅前を抜いて交野市トップになるかもしれませんね。

枚方税務署管内順位表(路線価は円単位)

順位地点本年路線価前年路線価上昇率
1位枚方市駅前南側(旧三越前)560,000530,0005.7%
2位樟葉駅前ロータリー駅側540,000490,00010.2%
3位枚方市駅南側ロータリー 枚方近畿ビル前(スギ薬局側)530,000500,0006.0%
3位枚方市駅南側ロータリー サンプラザ1号館前530,000500,0006.0%
3位樟葉駅前ロータリー  くずはモール本館ハナノモール前530,000480,00010.4%
6位枚方市駅前南側ロータリー T-SITE前510,000480,0006.3%
7位樟葉駅前ロータリー 三井住友銀行前490,000450,0008.9%
8位枚方市駅前南側 サンプラザ1号館東側とT-SITEの間480,000450,0006.7%
8位枚方市駅前南側 サンプラザ1号館西側と住友信託銀行の間480,000450,0006.7%
10位くずはアベニュー470,000430,0009.3%
参考寝屋川市駅前南側 アドバンスねやがわ1号館と2号館の間340,000320,0006.3%
参考香里園駅前西側ロータリー340,000320,0006.3%
参考交野市駅前西側160,000150,0006.7%
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